会長ご挨拶

 令和4年6月に開催された当会の第32回通常理事会において会長に就任しました大泉でございます。  当会は、1949年(昭和24年)に設立され、1967年(昭和42年)に運輸大臣から社団法人としての認可を経て、その後2012年(平成24年)に公益社団法人として認定され今日に至っており、このような70年を超える歴史ある組織の会長に選任されましたことは身の引き締まる思いでございます。  会員の皆様はじめ諸先輩方、関係各位のご支援、ご指導をいただきながら務めてまいる所存でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。  皆様ご承知のとおり当会は海難防止団体として、大阪府、兵庫県(大阪湾)、和歌山県、徳島県及び高知県の沿岸とその付近海域における海難の防止と船舶交通の安全性の向上を図るという社会的要請に応えるべく、海難に関する事項の調査研究、海難防止に関する安全対策の調査、安全情報の提供及び啓発活動といった公益事業に取り組んでおります。  近年では、地震津波による船舶被害の防止・減災に関する調査研究、台風・大型低気圧等による船舶海難防止に関する調査研究、港湾整備に伴う海上交通の安全確保及び港湾に入港する大型船等の安全対策等に関する調査検討などを行っており、今後も、海難の防止と船舶交通の安全性の向上への取り組みを行う海難防止団体として、これまでに培った技術と経験を活かし、時代のニーズに合わせた公益事業を推進していく所存です。  最後になりましたが、私ども役職員一同一丸となって業務に邁進してまいる所存ですので、今後とも皆様方の一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げて、会長就任のご挨拶といたします。
代表理事・会長 大泉 勝